2017年1月11日水曜日

大山銅工所

まず、みなさんに、残念なお知らせを報告しなければなりません。

日本で一番美しい靴べらと表現しても過剰表現ではない。美しく尊い、大山銅工所の靴べら。

その靴べらを製作してる大山柳太さんが、とうとう製作をやめてしまいました。

もう御年も83歳。第一線から身を引く決意をしたようです。


今まで作り続けてくれたことに、最大限の感謝を表し、

ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。と、伝えさせていただきました。

製作はやめてしまいましたが、お元気そうなので、みなさまもご安心ください。


最後に大山さんが製作されてた靴べらを、全て譲っていただきました。

数も100個以上あるので、すぐになくなってしまうことはないと思います。

ですので、みなさんも焦って買い占めたりせずに、

ゆっくりご自分の欲しいタイミングで、お買い上げくださいね。








靴べら 真鍮&銅 小 3000円

靴べら 真鍮 大  4000円











感嘆の声が漏れるほどの滑らかな足入れに、親子三代使い続けれる強度。

打ち出しによる、一本ごとに変わる豊かな表情は、嫉妬するほど美しい。

大山さんが生み出した、その尊い靴べらを、あなたにゆっくりと紡いでほしい。

じっくりと育みながら、そして、慈しむように末長くご愛用くだされば、これ幸い。

その靴べらを受け継いでゆくのは、他の誰でもない。そこのあなたです。